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現実に右往左往しながら、ときどき動画を作る人の記録。

アレルギーの話

ふと考えたこと。


ある食べ物をとても好きな人が、そうでない人に

「こんなにおいしいのに、なんで食べないの?」

と聞いたとする。でも、もしその人が対象となる食べ物についてアレルギーを持つ人だったら、好きとか好きじゃないとかそういう話以前に、その人はその食べ物から離れざるを得ない立場にある。その食べ物がどんな味なのか。実感としては知らないだろう。

そこで、『どうにも温度差を感じる』とか『相手のことがよくわからない』とか、そういった食い違いを何かのコミュニケーションのときに感じたなら、ちょっと自分の言っていることを振り返って、味以外の話をせにゃいかんよなあ、と思う。

「君は僕を知っている」という前に、「僕は君を知っている」人でありたい。

だから、今日もまた考えている。
いろんなことを考えて、ああでもない、こうでもないと言っている。
答えは出ないけれど、前より少しだけわかったような気がする。
今は、まだそこまで。
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