アレルギーの話 閑話 2009年08月16日 ふと考えたこと。 ある食べ物をとても好きな人が、そうでない人に 「こんなにおいしいのに、なんで食べないの?」 と聞いたとする。でも、もしその人が対象となる食べ物についてアレルギーを持つ人だったら、好きとか好きじゃないとかそういう話以前に、その人はその食べ物から離れざるを得ない立場にある。その食べ物がどんな味なのか。実感としては知らないだろう。 そこで、『どうにも温度差を感じる』とか『相手のことがよくわからない』とか、そういった食い違いを何かのコミュニケーションのときに感じたなら、ちょっと自分の言っていることを振り返って、味以外の話をせにゃいかんよなあ、と思う。 「君は僕を知っている」という前に、「僕は君を知っている」人でありたい。 だから、今日もまた考えている。 いろんなことを考えて、ああでもない、こうでもないと言っている。 答えは出ないけれど、前より少しだけわかったような気がする。 今は、まだそこまで。 PR