言語化について 閑話 2009年03月11日 自分では絵が用意できず、またステージ映像からPV編集するような技術もない一介の素人としては、ほぼ全ての労力は文章の創作と組み立てに割いている、と思う。でも、この文章の創作と組み立てはすごく厄介で、じゃじゃ馬のように扱いに困ることが少なくない。例えば、連続した文章で語尾が同じであったり、語呂の悪い文章になることは極力避ける。もしどうしても語呂が合わなければ、その文章自体を消してストーリーを変えることもある。 また最大の問題は、物語のベースとして浮かんだイメージを、自分が完全には言葉へと転化しきれないところにある。語りたい要素は数多くあるのに、それをまとめられない。少なすぎると歯ごたえがなくて味気ないが、多すぎるとお腹いっぱいになって飽きてしまう。そうしているうちに、結局のところは根性の限界とか時間の制約もあって、そこそこ妥協できるところで落ち着かせてしまうのだけれども、もっと丁寧に話のつながりを作って完成度を高めるべきなんだろうなあ。本来は。 PR