ふぃるPと朗読Pが好きなことを好きなように話してみた (1) お話してみた 2009年09月24日 9月20日~21日にかけて行われた0901Pのオフに参加してきましたが、私とふぃるPは20日深夜~21日早朝までをネットカフェで過ごした後、マイスタに行くまでの間、朝食として天下一品でラーメンを食べたり、「リナカフェなう」が言いたいがために秋葉原のリナックスカフェに行ったりしていました。この記事は、その朝食時およびリナカフェでの休憩時に二人で行った雑談をもとにしたものです。 この記事で書かれている範囲以降にもまだ続きがあるのですが、次回がいつになるかは文字起こしをする私の気力次第ですので、あしからず。すごい長さなので格納しておきます。 --- <a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm6202104">【ニコニコ動画】Meo Blodnasir</a> [Meo Blodnasirをきっかけに考える、ニコマスと僕らのこと] 朗読P:昔は、何というか「アイドルマスターって、ギャルゲーなんでしょ?」みたいな ふぃるP:「かわいい子だねえ、何のゲーム?」という 朗読P:「…なんていう風に思っていました、やれやれ」と書かれたあの一言がまた重たいw ふぃるP:だねぇ 朗読P:確かに、今(ニコマスの)中に入っている人たちにはすごく楽しいお祭りに見えるけれど、知らない人から、 特に、Voc@loidm@sterとか後は東方m@sterとかで境界領域をつなぐ動きがあるといっても、まだ私がボカロ専だった 頃は全然アイマスの事情とか知りませんでしたから。「なんかすごいことをやっていそうで、ランキングにもいるけれど 何やっている人たちなんだ?」、と ふぃるP:「何だろう、こいつら」ってそういう感じだもんね。本当に知らない人から見たら 朗読P:そういう背景があって、あの動画では順番に順番に目を開けていくことにびっくりさせられました。 もう言葉にできない衝撃がありましたね ふぃるP:ふむ 朗読P:あれも、明らかに(派手な演出などでは)見せようとしていないというか、伸びることとかは全く期待せずに ふぃるP:そうそう 朗読P:自分の心情だけを集めて作られたような。それでいて、アイマスの世界の中にある"誕生日"という設定の秩序がちゃんと組み込まれているところは、見る人が見ればわかるように作られている ふぃるP:だから、単に素材としてではなく、ちゃんとキャラクターとして見ている 朗読P:そうなんですよね。そうすると、あの投稿者コメントも過去の自分と、今の(動画)作成者としての自分が違う 立ち位置にいるんだっていうことをはっきり示しているのかなあ、と。何のセリフも字幕もなく、ただ淡々と流れているのに 目を離せない、まばたきすら惜しいような作品でしたね ふぃるP:あれは、見ていて気持ちよかったしね 朗読P:Sigur Rosが作る環境音楽的な曲の影響を考えても、やはりあれは見ていて気持ちいい ふぃるP:もう、ニコマスにはまっている人がみんな思っていることだからね。「こんなところまで来るとは思わなかった」 という、そういった気持ちにさせてくれるんだと思うな 朗読P:「俺は何で、映像編集やエフェクトのためとはいえAEを買い、またキャプチャーボードも買って、そして挙句の果て にはHD品質での録画用に大容量のHDDを買ってRAIDまで組んでいるのか」 ふぃるP:HDMI環境も整えて、という 朗読P:とうとうここまでたどり着いたか、みたいな。またPだけではなくて、見る専の人たちの熱気やエネルギーも半端では ない、と感じます。自分でもある程度(ニコマス作品は)見ているつもりですが、それでも、例えばcha73さんの20選マイリス マラソンのように、いったい彼らのポテンシャルはどれだけなんだ、って ふぃるP:何がそうさせるんだ、っていう話だもんね 朗読P:そこまで惹き込まれるニコマス、アイマスって何だ?、と --- [ニコマスの熱はどこまで続くのか] ふぃるP:そのニコニコでこそ、最近は「再生数が伸びない」とか言われ始めているけれど、それでもはまっている人はまだ ずっととどまりそうだしね。でもこの熱が、まあ、たぶん再来年にはなくなっちゃうのかもしれないな、とは。来年までは まだあるんだろうなという気はするんだけど、再来年になるとどうかな 朗読P:ちょっとわからないですね ふぃるP:うーん、たぶんXBOXでアイドルマスターの次のやつが出ても、熱としてはそこまで上がらないんじゃないかなと いう。一度もうほとんど完成しきったジャンルだから 朗読P:無印の続きを描けるのかという漠然とした不安のようなものが、横たわっているとは思うんですよね ふぃるP:DSとかも層を広げようと試しているのかもしれないけれど、どうなるか 朗読P:既存のコアなファンの熱を奪わないかと、悩んでいる面もあるんでしょうかね、バンナムとしては ふぃるP:そしてXBOXで、もしまたあのクオリティで全部一から新しいものを作り直すようになったとしたら、その制作費がペイバック できるのかという所も悩みの種かもね 朗読P:大きなヒット作が出ると、次回作の開発にかかるプレッシャーは相当でしょうし。アーケードから発展してきて、移植で ここまで成功した例もまたどうなんですかね ふぃるP:いや、アケマスは成功とは言えなかったんじゃないかな。数多くあるカード系ネットワークゲームの一つに過ぎなかった と思う。それがXBOXに来て 朗読P:ドカン、となったと ふぃるP:アーケードをやっていた人は、それを見て泣いたというからね。こんなにきれいになって 朗読P:アーケードのハードから比べればすごい差がありますからね ふぃるP:アーケードが2003年だからなあ。もう6年前だよ。6年前のゲームがここまで来たんだ。これは大きいよ 朗読P:早いものですね ふぃるP:これからどうなるかはわからないもんね 朗読P:そうですねぇ、これからのニコマス、次のニコマス。2010年中はまだあっても ふぃるP:DSだとPVは作れないだろうなあ 朗読P:公式曲デモを見るだけならいいでしょうが、作品の中に入れるには荒すぎるでしょう。SPですら厳しいと言われたのに、 ましてやDSですからね。なおのこと入れられない。tiaraPみたいに、箱○の方のキャラを改造してDSのキャラを作ってみるという くらいのことをしない限りは。そうでなければ、友Pのように3Dモデルを作ってしまうとか ふぃるP:MMDとの融合とかね。そうしないと、キャラを活かすためにはノベマスみたいな種類しかなくなっちゃうかなあ、きっと 朗読P:手描き系…手描き系といっても柏城Pの「幸せだって」のように手描きでPVを見せていく手法や物語としてでないと、 DSのキャラまで入れたオールスターや自由な構成は難しいのかなというのは感じます。あとはもう一つどうしても不安になると いうか、この先どうなるのかなというのは、DLCが終了しているので今までのダンスだけで見せていくには、曲を変えて、 構成を変えて、エフェクトを変えていっても、どこかで飽和点が来るのではないか、近づいてきているのではないかという 懸念が拭い切れない ふぃるP:また一方で、新しいダンスとなっても、もうそこまで魅力がなくなっている可能性もあるかもしれない 朗読P:「見せ方しだい」と言う方もいるのでしょうが、その見せ方のバリエーションも一度使った/使われた手を次に使うと 二番煎じでインパクトは薄れるかなと。そうすると、作品制作の負担がどんどんと際限なく大きくなっていくと思うんですね。 そういった視点で作ることを考えてしまうと ふぃるP:そういったところで、新参が入れない空気が出ることは怖いね。敷居の高さに戸惑ってしまうような 朗読P:あまり先鋭化しすぎて、コミュニティがだいぶ閉鎖的になるのもちょっと。それこそ「新参お断り」とか、「最初の使い方 くらいはググりなさい」と。前に爽快Pのブログ記事で紹介されていたのは、外部の人があるニコマス関連のIRCにいったときの話、 だったかな(参考記事)。行ったはいいものの、ほとんど流れがない。 最初の挨拶がだーっと流れた後に流れが止まってしまって、仕切る人が不在というか。「新しい人が来たから~」と会話が増える わけでもなく、「こんなもんだったっけ」と思ったようで ふぃるP:なるほどなあ。IRCだとニコマスPのチャンネルが、もう機能していないように感じることはあるかな、正直。 朗読P:Twitterにとってかわられている所もあるんでしょうね。Reply一つ投げればいいじゃない、とか、制作途中のものに したって、DMであのPとあのPに送れば見てもらえるし、という ふぃるP:Skypeでデータのやりとりもできちゃうし 朗読P:IRCに常駐する必要を感じない世代がいてもおかしくないというか、すでにいるんでしょうね。私は何となくIRCが苦手で、 同期デビューPのチャンネル以外は、臨時イベントでもない限り他のチャンネルを訪れないですね。家にいって起動するものと いったらまずTween、次にSkypeで、後はLive Messengerで。IRCはめったにつけないなあ ふぃるP:俺はまだ結構IRCにべったりだなあ。何だろうな、生放送チャンネルから派生した小さなチャンネルで今もいろいろ やっている感じだから。まあそういうのは明らかに常連向けのチャンネルだけどw 昔からいる人にはまだ使いやすいのかもね --- [つながっていく僕たち] ふぃるP:それにしても、今日みたいにこんなに人が集まるとは思わなかったw 朗読P:そうですねw まだここまで集まれるんですよね ふぃるP:ねーw いや、途中から合流して人の群れを見たとき、「あれ、こんないっぱいいたっけ?」とか思ったもんw 多くても8人くらいかと思っていたら、10人あっさり超えてたし。ちょっと(事前の予想では)考えられなかった。 METAMORPHOSEに行ったときも、いきなりメイド好きLPとオフ会になるとは思ってなかったw 朗読P:最近だと、もうTwitterとかで「今日○○行くよ~」って投稿すると「あ、俺もちょうど行けるわ」みたいに突発オフ が始まることもあるようですから ふぃるP:(人の)つながりがね、どんどんできている感じがする 朗読P:デビュー時期や世代を超えて、ですね。ニコマスを探すと、デビュー月や世代は全然違っていても、自分の好きな音楽 とか、そういった趣味について、ある部分がかっちりとはまる別のPがたいていは見つかるという。例えばスーパーカーや、 そしてピロウズにしたって好きな人、やっている人はいますし ふぃるP:テクノもけっこう人がたくさんいるしね。本当に、いろんな人と会えて面白い 朗読P:面白いですね。まあこんなことでもなければ、ここまで来なかっただろうしw ふぃるP:東京までは来なかったとw 朗読P:本当ですよw これで何回目だろう、3回目かな。新潟から東京にオフで来るのは ふぃるP:アグレッシブだなあw 朗読P:1回目は、爽快PにdbdbPに柏城P、それとミギシタP。ところが夜になってみると陽一PとかどろっPとか、あとカジカP やRED.Pも増えて飲み会になったし ふぃるP:人が人を呼ぶんだね 朗読P:いや~、爽快さんの人脈もあると思いますよ。いったいどこでつながりを作るのやらw この前はいけPとも会っていた ようですし。私はいけPの大ファンで。あの新年会動画、ベストヒットUSAのパロディは10分もあるのに、あっという間に過ぎて いって全く飽きさせない。しゃべりもうまいし、小ネタも的確に入れてくる。例えば「I want」の"USA"バージョンは "Ultra Short Arrange"ですからねw やられました ふぃるP:ガチとネタがうまく混ざっていると 朗読P:自分の声を使って何か作っているPにとっては、いけPのあのしゃべりのうまさと声のよさは憧れなんじゃないかなw ふぃるP:真似をしようと思っても容易にできるものではないしなあ 朗読P:声の抑揚、滑舌、リズム。この癖はなかなか手ごわいです --- 次回はボカロとニコマス、朗読さん自分語りをするの巻。 PR