久しぶりに聴きたくなったので

黒珈琲 さん

今まで結んでいた手をほどいて、かの人はどこに向かうのか。どこへ行くのか。「消えない痛み」とは何か。何を伝えるのか。そして、帰る場所は。

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やるせない哀しみで心に雨が降った後。足元にできた水たまりを蹴飛ばすようにして青い空を見上げたとき、そこにかかる虹の色は、きっと七色以上の彩りに満ちている。

いろいろな背景や事情があって、ボカロやニコマスの最前線からは離れてしまった人。最前線で倒れそうになりながらも、何かを掴もうとしている人。

曲がどうだとか、動画がどうだとか。

そんなことはね、関係ないんです。
すごいんです、そういう人たちは。
だから、そう簡単にべらべらと話す前に、私みたいな奴は考えないといけないんです。
考えて、考えて、まだ考えて。
そうして身を削いでようやく浮かんできた言葉が、自分にとっても相手にとっても一番重くて、一番純粋な言葉なんですよ。