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現実に右往左往しながら、ときどき動画を作る人の記録。

Liner Note-01(sm5909412)



初投稿ということで受け入れられるか不安でしたが、予想以上の反響をいただき嬉しく感じております。再生してくださった方々・コメントをお寄せくださった方々・マイリストに入れてくださった方々に御礼申し上げます。また、挿絵の依頼を快く引き受けてくださった柏城Pにも、改めて深く感謝いたします。

さて、この記事はアイドルマスター 「これまでのこと、これからのこと」(春香)の解説のようなものです。いろいろと理屈っぽいことが苦手、もしくは嫌いな方はお読みにならない方が良いと思いますが、読んでくださる方は「続きを読む」からどうぞ。
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春香のエンディングについては賛否両論ありますが、「これが絶対だ」というものはないと考えています。この動画では、「時間はかかったけれど、ハッピーエンドだね」ということを連想させる結末になっていますが、「離れてこそ守れるものがある」という視点も決して理解のできないものでありません。これについては、動画の中で春香の(元)プロデューサーを通して、私の立場を代弁してもらいました。

" 幾度も迷いながら歩き回り、自分が「正しい」と思ったことが、別の人から見れば、必ずしも正しいとは限らないことがあることを知った。「正しい」と思っていたことが、後になって正しくないことに変わってしまうことがあることも知った "

" 例えば、赤という色にしてみても、僕が頭に描く赤色と、誰かが頭に描く赤色が同じとは限らない。というか、きっと違うのだ "

金子みすゞさんの「わたしと小鳥とすずと」ではありませんが、私としては仮に白春香であっても閣下であっても、肯定だとか否定だとかそうした線引きの仕方を超え、諸々の違いを包んで、そして飲み込んで、それでもなお春香はそこに立っているという気がします。もちろん実際には人によって好き嫌いがありますし、これがあまりに夢想的な考えであることは理解しているつもりです。しかし今回は、これを動画の中で表明しないままにぬけぬけと出すわけにはいきませんでした。

おそらく皆さんの中には、皆さん一人ひとりにとっての春香(あるいは他の登場人物たち)がいるはずで、もしこの動画が微力ながらもそれを考えてみるちょっとしたきっかけになったのであれば望外の喜びですが、このように説教くさく難しいことは置いておいて、ついているタグの一つのように、FM放送の番組を聴いているような感じで楽しんでいただけるだけでも、作者としては十分であります。それについては、だって私たちみんな(ry のスタンスで臨んでいただければよろしいかと思いますw

思うままに書いたため、実にまとまりのない文章になってしまいましたが、また何かの動画でお会いすることがあれば、感想等をお寄せいただけると幸いです。
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