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現実に右往左往しながら、ときどき動画を作る人の記録。

待ち望む、という感覚

1月に仮にも一人のPとして作品を投稿して以降、毎週金曜日が来るのを待ち望むようになった。というのも、その曜日は情熱大陸の公式ブログ、「情熱大陸+P」でポッドキャストの新作がアップロードされる日。一週間のどんなテレビ番組より、その中身が気になって仕方がない。

それはなぜか。

…質問形式にしてみたところで、既存の自作を見た人ならすでにお分かりのことかと思う。以前の自作にあったナレーション部分。その音声が、全てこのポッドキャストの中から切り貼りして作られたものだからだ。作品を作るための素材として必要、というのはその通り。全くもって正しい。でも、それよりもっと重要な理由が自分にはある。その二つ目の理由は

「配信されたポッドキャストの文章によって自分が作るストーリーが決まる」

ということ。これはあらすじだけではなくて、「どのキャラクターで作るか」・「どんな設定にするか」も含まれる。自分がストーリーを組み立てた後に、それを満たす音声を探すのではなく、音声の断片をいくつか並べた後、それをつなぐように文字のスライドを作り、話を補完する。

例えば、千早の話では「Tears in heaven」で作るということは決めていたが、ストーリーがどうなるか、というのは完全にナレーションの素材まかせだったのだ。そう、「千早と彼女の弟」というテーマだけに注目するのなら、別に時代を未来に設定する必然性はない。

よく考えてみると、この作り方は相当特殊なものかもしれないと思う。だって、ダンスPVも手描きもNovelsM@sterも、みんなストーリーを作る主体はその作品を投稿したPだ。これに対して自分は、超がつくほど受動的なアプローチを試している。こんなんでいいのか、自分!?

とまあ、そんなことをとりとめもなくぐわんぐわんと考えていると、「さて、何か作るか」とまるで夜食のラーメンを作るがごとく、創作に向かう思考が働くのがニコマスPでございまして、窪田さんのナレーションを使った「情熱T@i陸」(このタグつけてくれた人ありがとー、俺が次を作らないと機能しなさそうだけれどw)本編とは別に、といっても似たようなものになると思うけれど、何か作ってみようと思うのですよ。

ただし、例によって完成は未定。で、内容も未定(こら
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