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現実に右往左往しながら、ときどき動画を作る人の記録。

Liner Note-mv07(sm9381248)



たまには上げてすぐ書いてみるテスト。

時間が経ってから考えるものと、制作直後に考えるものが自分の中でどう違ってくるのか興味がある。往々にして、その変容に自分は気がつかないで同じものだと思っちゃうんだけどね。

戯言は以下格納。
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昨年の12月に東京でかりふらPとオフ会をしたときに、「作るぜー、こんなの作るぜー」と予告してから約一ヶ月が経過し、そろそろ「作る作る詐欺」になりそうだったので三脚を調達して制作してみた。

この動画は多重のメタ構造を持たせることがコンセプトだったので、まずはニコに上げた動画を撮らなきゃいけない。でも、前の自作を撮るのは何だか手抜きくさいし、こういうふうに使うことを目的に作ってない(当然だけど)ので、PV内PVを新しく作ることにした。

で、それがこれ。去年ハバネロP+レスター伯Pと京都でオフ会したときに「Parallax records」というお店で買ったCDに入っていた曲を使って、まあある意味今まで通りニカのPVとして。終盤の黒ベタは、「Run」の終わりがフェードアウトで徐々に奥のウィンドウが消えていく見せ方にしたかったために追加されたもので、このPV自体はもう少し手前で唐突に終わる。



次に、これをニコに上げる。
上げたものをデジカメで撮影する。
撮影したものをmp4にエンコードしてまたニコに上げる。
また撮る。
エンコードしてまた上げる。
この撮影+エンコードのループを繰り返すと、合わせ鏡のようにウィンドウの連鎖が奥に伸びていくだけじゃなくて画質もどんどん落ちてかすんでいく。これが、ジェットPのようにアイドルをある意味「破壊」する見せ方ができない自分なりの隠し方。どんどん遠くに行っちゃうように見える。

でも、このPV自体はそういう悲観的な思いで作ったわけじゃない。ニコマスと、ニコマスに関わる全ての人への応援歌として、「Run」という歌に思いを込めて、字幕なんか使わないでメッセージを叫びたかった。そんな動画。

最初のうちは暗い歌詞だけども、後半はどんどん前向きになっていく。

I am not alone in this great big world
And you are not alone in this great big world


このすっごく広い世界で、私は一人ぼっちじゃない
そしてあなたも、一人ぼっちじゃない

Run just as fast as you can
Run, 'til you reach the end
Where the fallen finally land
And your world starts over again
Run


走れ、できる限り早く
走れ、終わりにたどり着くまで
戦って死んだ人が最後に着く場所まで
そしてまたあなたの世界が始まる
走れ

Run now don't you look back
Run towards the light straight ahead
Where the lost souls make a beautiful sound
And new life is finally found
Run


走れ、今は振り返らずに
走れ、まっすぐに光へ向かって
失われた魂が美しい音を鳴らすところへ
そして最後は新しい生き方を見つけるんだ
走れ

意訳なので、あえて不正確に書いたところもありますがそこはご勘弁を。作っているときなんか、プレビューのたびに歌っていたよ。
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