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現実に右往左往しながら、ときどき動画を作る人の記録。

再会



驚き。ただその一言に尽きる。

今も視聴者のひとりだったら「感動」のみに強く共感したのだけれども、自分が窪田さんの声を使って何か作りはじめたきっかけとなったまさにその人が、こういうとんでもないものを再び登場させた事実の方が僕には驚きで、適当な言葉が思い浮かばないのです。

驚きというよりは、「!」みたいなものです。桜並木を歩いていたら、急に風が吹いて視界が淡い桃色の花びらで覆われた光景を見た時のように、言葉でくくりきれないような気持ち。「!」という記号でしか書けないような、他のどんな言葉も不必要にして不十分に感じられるような、そんな気持ち。

「ありがとう」とも違う。「よかった」とも違う。

嬉しいのか哀しいのか、笑いそうなのか泣きそうなのかわからない、色とりどりの毛糸が絡まりあったような感覚を自分は抱きました。
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