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現実に右往左往しながら、ときどき動画を作る人の記録。

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固定概念の話

最近考えたこと。

キャラクターである彼女たちにしろ、ノベマスでの話の展開にしろ、ニコマスと言うものが今までの時間の中で何となく醸成してきた定型というか、固定概念らしきものがないとは、個人的には思えない。型に頼るのは楽だし、安心感も強い。制作者側の意図したイメージと視聴者側で感じるイメージの齟齬も少ないしね。

でも、それはあくまでニコマスに浸かり、ニコマスの文法をいつの間にか自然に自己に組み込んでしまった段階の人たちの間での話。

極端な話、「上級者向け」と言われそうなジェットPのPV作品にしたって、アイマスを全然知らなくとも、ちょっと知っているくらいでも、あるいはどっぷりはまっていても、その各段階において感じるものはあるはずだし、また段階が進むほど失ってしまったり、気がつけば霞んでしまいやすいものもあると私は思う。

例えば、制作者の皆さん。ニコマスを見始めたときのワクワク感、初めて作品を作ったときのドキドキ感、忘れていませんか?取り戻せないものと、あきらめていませんか?

もしそうだと思うなら、懐古とか郷愁に流されている暇はありませんよ。あなたの作品を待っているほど熱烈なファンは、もしかしたら少ないかもしれない。いないかもしれない。だけれども、あなたの作品が組み込まれたニコマスに今ワクワクしながら入ってこようとする人がいるかもしれない。「どうしよう、作ろうかな」と考えてドキドキしている人がいるかもしれない。

そんな人たちに、「ニコマスってこんなに自由だよ」と言えるのは今作っている人たちです。言葉ではなく、作品で言えるのは。

だから、固定概念なんて捨ててしまってもいいんじゃないかな。
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レスター伯Pと朗読Pが好きなことを好きなように話してみた (1)

どこかで見たようなタイトルの記事が帰ってまいりました。
ということで、11月22日~23日にかけて京都に旅行した折にレスター伯PやハバネロPとオフ会をした際、イノダコーヒー本店にて2時間ほどレスター伯Pとコーヒーやケーキを味わいつつ、雑談をしてきました。この記事は、その時の二人の会話をもとにしたものです。

全部一度に文字起こしするのは骨が折れるので、またしても小出しにちょっとずつ更新していく予定。今回は初めの15分ほどの内容から。

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対談時のイメージ画像:
inodacoffee

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レスター伯Pマイリスト:




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朗読Pマイリスト:

あらやだ、リスペクトですってよ奥様

ジェットP、ジェットPじゃないか!



「じゃあね」なんて言わないよ。

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昨日も今日も明日も、その一日をどのように生きた?生きている?生きる?
同じ地面に立って、同じ空を見上げる中で、果たして同じ夢を見て生きる人にどれだけ出会えるのだろうか。

意味の話

私は作った動画についてライナーノートを書くような人なので、たいていの場合、何かの「意味」を動画や話に持たせようとするのだけれど、全く意味のない、何も考えていない動画も作りたいなあと思う今日この頃。

意味がありそうに見えて、実は空っぽな動画。
空っぽであるように見えて、実は意味がある動画。

前者を作りたいのに、気が付くといつの間にか後者に変わっているんだよな。

でも、あるとき私が本当に空っぽで意味のない(≒意味をこめたつもりがない)動画を作ったとしても、見てくれたり話してくれたりする人たちはすごく優しいから、きっと意味を探してしまうのではないかと思います。そのときには、Twitterでも掲示板でも、まあその人たちの目に留まりそうな場所ならどこだっていいのですが、「意味ですか?それはですね、ないんですよw」と一言書き捨てるくらいのイタズラをしたい。

それができなかったら、少なくとも、一緒になって「意味を(後付けで)考える」ということだけは、しないように用心しておきたいと思います。